4年働いたSIerを退職しました
2014/10/01~2018/10/10までの4年間お世話になったSIerを退職しました。 現場は9月末まで出勤、10月は有休消化と旅人、11月はネトゲです!!!!
みなさん大人な方ばかりで退職後も付き合いがありますし、非常に良い4年間でした。
入社の経緯
4年前、東京の会社をいくつか受けて落ちていたところ、勉強会で知り合った方の会社に「今度遊びにきてください」というので遊びに行ったら入社してました。面接はしてません。北海道の会社です。
何をしていたか
現場としては3箇所。自社とSES両方です。
1.自社:8ヶ月
会社も急激に人数が増えたタイミングで混乱期でした。自分は案件掛け持ちしていて、業務知識を覚えるのも遅くなって、いまいちパフォーマンスは出せてなかったように思います。 入社3日目でVagrant使ってRedmine環境を用意したり、社内でレゴスクラムのワークショップやった思い出がありますね!
2.SES(1社目):1年4ヶ月
製品の保守開発。プログラミングはなし。(別バージョンに入れた機能を、ソースの差分をとってこっちにも実装したよ!やったね!) 常にタスクがあふれて、職場全体で残業がとても多かったです。終電帰りが続いたときは体重6kgぐらい落ちました😭 問い合わせ対応(割り込みタスク)が多いので、ふせんで"かんばん"を作りました。 個人で壁に付箋を貼るところから初めて、最終的にホワイトボードでチーム全体(16人)でかんばんを使うように提案から実践までやりました。 パートナーとして入った現場ですが、こういう提案を実践できたのは良かったです。ただ、前職も社内向けの仕事で業務としての開発はしておらず、このままプログラミングをしないまま年齢を重ねるのはマズイと思い、抜けることにしました。
3.SES(2社目):2年
業務系のアプリ開発。ひたすら開発をしたい!との要望が叶いそうな現場だったのでこちらに。 開発は実質的に私一人だけだったので、好きにやらせてもらいました。 jQuery1.xみたいな古い環境でしたが、「Vue.jsって便利なライブラリがあるんですよ~」って提案してさりげなく導入実績を作り、次も「こないだ使ったVue.jsをまた使いますね」からの、リーダーから「今度の案件でVue.js使いたいので、他の人が作れるようにプロトタイプ作ってください」と依頼されるぐらいまではできましたね! ここもパートナーですが色々と配慮していただいて、良い現場でした。 2年間いて、月平均残業が3時間でした。スケジュール前倒しだから!定時で帰ることに定評のあるわたし😉
なぜ辞めたのか
5年ごとに、次はどこを目指すのか見直すことにしました。それを目指すために、所属会社を変えるのが近道だという判断です。
どこを目指すか
仕事をする上での軸はなんだろうと考えてみました。
働き方
- 住むのは北海道がいい。でもたまに都会も。田舎と都会のデュアルライフ。
- 趣味のライブで遠征すると、移動のために有休が必要。あまり頻繁には行けない。
- 自由に好きな場所で働ければ有休を毎回使わなくてもいいのでは?
- リモートワークできる会社で働こう!
仕事内容
- アジャイル開発(スクラム)が好き。世界はどんどん先に進んでいるのに、自分は1から周りに広めていくだけでいいのか?
- アジャイル開発が当たり前の環境から、その先の世界を見てみたい。
- ユーザーとの距離が遠い。事業会社 or 直請けで仕事をしたい。札幌はそういう会社が少ない(2次請け以降の会社が多い)
- 勉強会に人は集まるけど、仕事で実際にアジャイルに取り組めている人が少ない。
- 札幌でアジャイル開発で仕事ができる場所を増やそう!
給料
- 2次請け=単価がとても安い。どう頑張っても単価以上の給料はもらえない。 割合としては東京(100)>北海道(70~80)>SES(50~60)
- 地方で暮らしたいけど、それで安く使われるのは非常に心苦しい。
- 地方でも優秀なエンジニアはいっぱいいる!仕事がないと安く働かざるを得ない。
- 北海道でも東京と同じ単価で働ける場所を増やそう!
フリーランスという選択肢は最初からありません。それは個人。私はチームが、仲間が欲しい。遠くへ行くための仲間が。
これから何をするのか
株式会社メンバーズエッジで札幌拠点立ち上げメンバーとして、12月から働き始めました。
メンバーズエッジは、アジャイル開発に特化したチーム型システム開発支援事業を行う会社です。
- 最先端の開発案件
- 東京と同じ仕事、環境、報酬
- 働きたい場所で働く
会社の目指す方向と自分の目指す方向が一致しそうですね!若い会社なので、自分たちで作り上げていく余地がまだまだありそうです。 札幌拠点はid:ko_shoさんと2人でスタートです。まだまだメンバー募集中ですので、どうぞよろしくお願いします!