デブサミ2014に参加してきました
2月13日(木)・14日(金)、雪の降る中、目黒雅叙園まで行ってまいりました。あれっ?みんな雪で傘さすの?あっこんな人混みでやめて刺さる!刺さるよ!危ないよ!と思ってましたが、身体についた雪がすぐ解けてグチャグチャになっちゃうんですね・・・北海道の場合はサラサラ雪で傘はささないので、謎が解けました。
サクッと簡単に感想をば。
13日
【13-B-1】サーバプロビジョニングのこれまでとこれから
Chefは使っていたけど、テスト駆動インフラ、Immutable&Disposableというところまでは踏み込めていなかったので試しておきたいなあ。ServerSpec、Dockerは一度使っておこう。
【13-B-2】グリーにおけるChef導入事例~既存の資産を活かし新しい技術を導入する~
既存システムの管理はそのままで、新規サーバにChefを適用していってるとのこと。ChefのReportHandlerでログ出せるのは知らなかった・・・
【13-B-L】テスト自動化を見直そう!自動化への投資が開発チームをクリエイティブにする
技術的にどうこうというより、プロセスを見直すとか担当者のスキルセットは合っているのか、とか根本的なところから見直そうってお話だと思いました。
【13-D-3】フロントエンドエンジニア(仮)~え、ちょっとフロントやること多すぎじゃない!?~
GUIツールだと数多すぎたけど、Gruntでまとめて管理できる。黒い画面(ターミナル)を恐れずに使おうってことでしょうか。Gruntの名前は聞いたことあったけど、管理ツールとは知らなかった。フロント周りの環境整備も整理しておきたいなあ。
【13-B-4】事例から学ぶDevOps実現のためのプラクティス
顧客や運用も含めてやりましょうって事で、あまり目新しい話はなかったかな・・
【13-D-5】[U30]フロントエンド開発者になるための切掛と行動/酒巻瑞穂、ソフトウェア開発を勉強し始めて3年間でやったこと~After~/きょん
勉強会に参加したりするのはきっかけの一つで、仲間であったり、憧れの人であったり、必要なものは自分の中の情熱を世界に発信していく勇気!
【13-B-6】mobile backend活用事例から見る「これからのスマホアプリ開発とクラウドの展望」
スマホアプリのサーバ側の基本機能は用意してあるからフロント側に集中しましょうっていうお話でしょうか。mBaaS【mobile Backend as a Service】というのは初めて知りました。ニフティクラウドってこんなのもやってたんですね。運用考えると、なるべく作らないってのは大事かなと思いますが、どこまで作らずにいけるのか。無料プランでも十分に使えるぽいので、ちょっと試してみたいなー
【13-B-7】何故クックパッドのサービス開発は日々進化しているのか
ユーザーサポートも含めてGitHub中心、プルリクベースで進めてるのはすごい。「正しいと思ったら行動して良い。誰かの許可とかとらない。」「なるべくルールは作らず、文化を作る」ってのは心に響きました。社員数が少なめだからこそ出来るのかもしれませんが、色々と根回ししたり、エライ人に話しても結局いつまでも放置されて、何も変えられないってよくあったので・・・そういう文化の中で働きたいですね。モチベーション高く取り組むために考えられてると思います。
14日
【14-B-1】やる気を引き出す組織風土のつくり方
サイバーエージェント、20代30代が97%ってものすごいですね。そういう環境の中で過ごしてみたい。取締役の2年毎の入れ替え制度など、若い人でも上に行く仕組みを取り入れてる。会社規模が大きいので、文化というより仕組みでモチベーション高めるための工夫をしているみたいですね。
【14-B-2】グリーを支えるデータ分析基盤の過去と現在
ソーシャルゲーの膨大なログを解析するための仕組み。非エンジニアでも自分で好きなデータを取れるようにってのはいいですね。大規模サービス運用は縁がなかったので、この辺り具体的にどうなのかは全然分からない。
【14-D-3】越境する開発~あの日開発していたサービスの名前を僕たちはまだ知らない~
「正しいものを正しく作る」ためにどうしていくか。カンバンは大好きなんですが、仮説検証型と最短距離型の使い分けは出来ていなかったので、意識したいと思います。書籍「リーン開発の現場」は一度読んだんですが、もう1度読み直そう。
【14-B-4】Amebaで取り組んでいるネイティブ開発事例
Androidのネイティブ開発のお話。GitHubでプルリクベースの開発でJenkins使ってたり開発標準化に力を入れて、誰でも同じように開発できるようにを目指しているとのこと。EclipseでAnt・・・GradleからAntタスク使うのは出来ないのかな?個人的には、Eclipseの環境設定までリポジトリに含めて統一するのはやり過ぎ感ありますが、どうなんだろ。
【14-A-5】エンジニアだからできる?自由な生き方
増井さんの名前は知らなかったのですが、PukiWikiも使ってたし、Wri.peとかミイルとか使ってますし、びっくりしました。好きなものを作って生きていくために、コツコツと点と点をつないで、世界を広げていく。突然なにか出来るようになるわけじゃあないので、地道な活動続けていこうと思いました。
【14-A-6】Play2/Scalaでドメイン駆動設計を利用した大規模Webアプリケーションのスクラム開発の勘所
ニコ生をPHPからScalaで書きなおした話。かなり濃い内容でした。一時期ドワンゴからの離職者が多いと話題になってましたが、開発標準化していない状況で人員拡大してバラバラになったパターンでしょうか。カウボーイ個人開発からアジャイル開発体制へ移行・・・など、開発体制を整備して立て直したようで、今は以前よりも安定しているような印象を受けました。C++エンジニアじゃないけど、ちょっと働いてみたいなと思いました!
所感
- オライリーTシャツもらった!
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- オライリー書籍、4000円以上購入でTシャツがもらえるとのことで、2冊購入。
- キットカット美味しい!
- クックパッド楽しそう!サイバーエージェント楽しそう!ドワンゴ面白そう!
- また先頭に立ってイチから色々と導入するのは大変なので、既にそういう環境があるか、一緒に進める仲間がいる環境で働きたいです(願望
これから
デブサミに初めて参加したときは、こんな世界があるのだと衝撃を受けました。今はキーワードなら聞いたことあるレベルにはなりました。といっても知らないことの方が多い。技術はどんどん進化していますが、現場で実践できているところはまだまだ少ないようです。ネットゲームでいう、レベルキャップが開放されていって、レベル差がどんどん広がっていくような状況に見えて仕方ない。先人たちが着々と攻略情報もとい高速道路を作ってくれてはいますが、それでも現場で実際に取り組めないと、なかなか前に進めないよなあ、という点がもどかしいです。自分のレベルも上げたいけど、すべての人がレベルを上げやすい世界にしていきたい!
現実にはメタルスライムもはぐれメタルもいないのでホイホイうまくはいかないのですが、地道に戦ってレベルを上げて、冒険する世界を広げにいこう!